ハワイ島にそびえる
マウナロアは見た目あまり高い山に見えないが、実際は4000m以上あり、富士山よりも高い。斜面がなだらかで丘のようにも見えるこの山は、世界一の体積と、世界一の高さ(海底から測定)を誇る、
世界一の山。
そして隣にあるマウナケアと違い、今でも活火山である。
ハワイの火山は日本のものに比べて爆発性が少なく、溶岩はドロドロしていて液体に近いため、比較的安全。そのドロドロの溶岩が幾層にも重なりあった結果、広くなだらかな山となったのだ。
ちなみにマウナロアはハワイ語で"広い山"を意味する。
写真:キラウエアから見たマウナロア山